脱臭剤がなくてもできる冷蔵庫の臭い対策

脱臭剤がなくてもできる冷蔵庫の臭い対策

冷蔵庫にはいろいろな食品が入っていて、しかもドアが閉まると密閉された空間になります。したがってどうしても臭いがこもってしまいます。そんな気になる臭いですが、最近では活性炭を使った優れた脱臭剤もいろいろと開発されています。しかしこうした脱臭剤がない場合でも、ちょっとした工夫で冷蔵庫の中の臭いを防ぐことができるのです。

冷蔵庫の臭いの原因はさまざま

いろいろな食品が入っている冷蔵庫、それだけにその臭いの原因もさまざまです。

 

魚肉の臭い

臭いというと、魚や肉の臭いをイメージする人もいると思います。

 

生魚は特融の生臭さがありますが、これはトリメチルアミンという成分によるもので、魚などの生物が腐敗するときに発生します。

 

鮮度が落ちてきている魚からは、刺激の強い生魚独特の臭いが増していきます。

 

肉は傷んでくると、変色したり汁気が出たりしてきて、臭いの原因になります。

 

納豆やキムチなどの発酵食品

納豆やキムチなどの発酵食品も、独特の強い臭いがあります。

 

容器から出した状態で冷蔵庫で保存していると、臭いが移ってしまって、なかなかとれなくなってしまったりします。

まずは臭いを逃がさない

冷蔵庫の臭いを防ぐ第一段階としては、臭いが強いものに関して、その臭いを封じ込めるということです。

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例えば、生魚の場合は、アルミホイルを敷いて容器や袋に入れて置くことで、臭いの充満を抑えることができます。
肉の場合ですと、パックに入れたままではなく、ラップで包み密閉できる袋に入れると良いでしょう。

 

キムチや納豆など臭いが強いものも、しっかりと密閉される容器へ移すようにし、できれば密閉容器をさらにビニール袋やジップ付きの袋に入れ、二重三重にすることで、冷蔵庫内に臭いが充満することを防ぐことができます。

活性炭の代わりに使えるもの

冷蔵庫の臭いが気になるけど、キムコなどの脱臭剤がないとう場合、代用できるものがあります。

 

レモンの切れ端は、冷蔵庫の隅に置いておくだけで、臭いが抑えられますし、汁などをこぼして臭いがひどく気になる場合は、そこの部分をレモンで拭くと良いでしょう。

 

半分に切ったレモンの果汁を絞った残りかすを利用し、その切り口で冷蔵庫の中を拭いていくと、レモンの除菌効果で消臭できるばかりか、レモンの爽やかな香りが冷蔵庫の中に広がり、気分爽快になります。
2ヵ月ぐらい使うことができます。

 

活性炭の代わりとして使えるものとしては、炒れた後の珈琲粕が使えます。

 

珈琲粕はレンジで加熱乾燥させ、ティーパックに詰めて漏れないようにしたものを冷蔵庫に4~5個入れておけば、活性炭の代わりになります。
この時のポイントが、加熱乾燥させることで、しっかりと乾燥されておらず湿っていると、珈琲粕自体がカビてきてしまいます。

冷蔵庫のパッキングについて汚れは歯ブラシを利用する

冷蔵庫のドアパッキングはもっとも汚れやすい部分の一つですが、黒ずんだ汚れになってきてしまうと、なかなかただ拭いただけでは落ちにくくなってしまったりします。

 

こうした場合は、台所用洗剤をつけた歯ブラシでこすると良いでしょう。

 

台所用洗剤でこすったあとは、水ぶきで洗剤を落とし、乾いたふきんで水気をとります。

 

最後にアルコールで拭けば、アルコール除菌もできます。