あまのじゃくを素直にさせるコツ
いろいろな人がいますが、中には、なんでも一筋縄ではいかないあまのじゃくもいます。こうしたあまのじゃくをコントロールするとっておきの方法があります。
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『あまのじゃく』は、何でもわざと人にさからった行動をする人。また、そうした性質。を指します。
どうでもいいことならいいのですが、みんなで何かをまとめようとするとき、『あまのじゃく』が一人いると、まとまるものもまとまらなくなってしまったりします。
こうした『あまのじゃく』は、わざと人にさからった行動をとったりするので、まっとうに話しても、さからわれてしまい、なかなか扱いが難しいものです。
素直な人なら、たとえば、仕事をほめて、もっともっとはりきって仕事をしてもらうために
営業トークにセンスがあるよね。
仕事ぶりも丁寧だし。
などというと、口下手だったのに、見違えるように営業トークが上達したり、雑だった仕事が丁寧になったりします。
レッテルを貼ると、貼られた人は、レッテルのとおりに行動してしまうことを、心理学的には、『レッテル効果』と呼んだりします。
ところが、あまのじゃくの人は、
「どうせ、私に早く仕事をさせていから言っているんでしょ!」
となってしまい、なにかと斜に構えてみてしまいます。
こういった場合、自分ではなく「他人」を使ってレッテルを貼ると良いのです。
「他人」を使ってレッテルを貼る具体的な方法は、周囲に吹聴するのです。
〇〇さんって、確かに仕事が遅いかもしれないけど、丁寧で失敗がないし、きっちりと締め切りは守ってくれるのよね。
頼りがいがあるのよ。
このように、人の印象は、第三者が貼ったレッテルで簡単に変わってしまうものなのです。
すると、周りの目も変わってくるので、さすがの『あまのじゃく』でも、知らず知らずのうちに貼られたレッテルのとおりに行動するようになるのです。