窓ガラスは、外側はチリ・泥・排気・雨痕、内側は手垢・油はね・ホコリ・ヤニなどいろいろと汚れやすい部分です。
窓ガラスをきれいにする方法の一つとして、昔から新聞紙を使った方法が良いと言われたりしています。
もし、新聞紙で窓ガラスがきれいになるんだったら、洗剤や雑巾がなくてもいいので便利ですよね。
でも、活字が印刷された新聞紙で窓を拭いたら、インクがガラスに移り、余計に黒くなっちゃんじゃないかっていうイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。
インクというと逆に黒くなって汚れそうってイメージあるけど、インクに含まれる油分がガラスにツヤを出して汚れを逆につきにくくする効果があるんです。
窓ガラスを掃除するのは、晴れた日より曇った日がオススメです。
曇りの日だと窓の汚れが湿気を吸収して落ちやすくなります。晴れていて空気が乾燥していると拭いた跡が残りやすくなります。
新聞紙を湿らせて、汚れを落とし、次に乾いた新聞紙で乾拭きすると窓がピッカピカにきれいになります。
窓ガラスにこびりついた頑固な油汚れは、水ぶきではなかなか落ちず、ガラス用クリーナーをつかっても落としにくいものです。
特にキッチンの食器棚などは油跳ねなどにより油汚れがつきやすいのですが、そこで使用するのがラップです。
汚れた部分にガラス用クリーナーをスプレーし、その上からラップを貼ります。
ラップを貼って10分ぐらいたってからはがし、水ぶきをすれば、汚れが落ちやすくなっていてきれいになります。
窓ガラスにセロハンテープやシールを貼ってしまうと、はがすのになかなか苦労するものです。
一度にきれいにはがれないばかりか、頑張ってはがしても跡が残ってなかなか厄介です。
ガラスにはったセロハンテープやシールがなかなか取れない時は、ドライヤーで温風を当ててテープを温めると良いでしょう。
あまり高温すぎると、糊が固まってしまいかえって逆効果になってしまうので注意してくださいね。
温度に注意しながら、ドライヤーを20cmぐらい離して温風を当てます。
それでもはがした跡が残ってしまったら、マニュキュアの除光液やベンジン、アルコールなどを布につけて拭きとれば、きれいに跡がとれます。
台風対策などでガムテープを窓に貼ることもあるかと思います。
はがしやすい養生テープであれば、簡単にはがすことができますが、ガムテープになるとはがすのにちょっと苦労します。
まずは台風が過ぎ去ったら、早急にはがすようにします。
なぜなら、貼って時間があまり経っていなければ粘着剤の跡も残らず、比較的簡単にはがすことができるからです。
ガムテープの粘着力もセロハンテープと同じく、熱を加えることで弱まりますので、ドライヤーで温風をあててはがしていきます。
端の方から温めていき、ガムテープの端を爪で軽くひっかき、先端をつまみ、ゆっくりはがしはじめていきます。
ドライヤーではがすポイントに温風を当て続けながらはがしていきます。
それでもガラスに粘着テープがついて跡が残っている場合は、台所用洗剤を水に数的たらし霧吹きしてこすります。