デートで自分を好きになってもらうために欠かせない3つのSとは

デートで自分を好きになってもらうために欠かせない3つのSとは

相手に自分のことを好きになってもらう3つのSというものをご紹介します。

デートで相手に自分のことを好きになってもらいたいというのは自然な感情です。
そこで、相手に自分のことを好きになってもらう3つのSというものをご紹介します。
特に女性であれば、この3つのSは非常に効果があることが心理学的にもわかっているのです。

自分のことを好きになってもらうための3つのS

好きになってもらうための3つのSって何だろう。。。

結論を先に言ってしまうと、3つのSとは
Sight (視線)
Smile (微笑み)
Skin-ship (スキンシップ)
です。

 

これらは、愛着を深める行動として、イギリスの児童精神分析学者であるジョン・ボウルビィ(John Bowlby)『愛着理論(Attachment theory )』として提唱しています。

 

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愛着って何?

ジョン・ボウルビィ(John Bowlby)『愛着理論(Attachment theory )』という言葉がでてきましたが、そもそも『愛着』って何なのでしょう。

『愛着』は、慣れ親しんだ物事に深く心を引かれ、離れがたく感じることになります。
愛着は、物や場所に対する愛着もありますが、人と人との間の心理的な絆というものにも、愛着という言葉は使われます。

 

『愛着』を専門学的にみると、心理学における愛着(attachment)とは、他人や動物などに対して築く特別な情緒的な結びつき、特に幼児期までの子供と親や保育者との間に形成される関係を中心とした情緒的な結びつきを言います。

 

もともと『愛着行動』は、小さな子供が親に対して行うもので、ストレスがかかる状況下において、特に乳幼児が母親などの特定の愛着関係を築いた相手に対して、親密さを求めるための行動になります。
一般には、生後半年から2歳ぐらいまで活発に現れるものとされています。

 

この『愛着行動』には、大きく分けると3種類のものがあると言われています。

 

それが、『発信行動』・『接近行動』・『定位行動』です。

 

発信行動

発信行動は、相手の注意や関心を引き、相手をしてもらおうとする行為です。
赤ちゃんや小さい子供が、親の気を引くために、泣いたり、ぐずったり、じっと見つめたり、微笑んだりするのがこれに当たります。

 

接近行動

小さい子供は、自ら愛着関係を築いた相手に近づいて、気をひこうとします。
相手の後を追ったり、抱きついたりといった行動になります。

 

定位行動

これは、愛着関係を築いた相手がどこにいるのかを確認する行動になります。
小さな赤ちゃんがお母さんの行動を目で追いかけたり、お母さんの声がしたらその方向を向いてお母さんを探すような仕草をしたりしますが、こうしたものが定位行動になります。

デートにも応用できる愛着行動

愛着行動は、赤ちゃん・乳幼児が、親などに対しての行動ということになりますが、デートにも応用することができます。
日本の有名な諺に、「三つ子の魂百まで」というものがあります。
意味は、「幼い頃に体得した性格はいくら年をとっても変わるものではない」、「幼い頃に出来上がった性質は一生変わらない」といった感じになります。
愛着行動は、本能のようなもので、人間の性といってもいいかもしれません。
赤ちゃんと親の関係が、そのまま恋人同士に応用できるのです。

 

3SのSight (視線)とSmile(微笑み)は、発信行動、Skin-ship(スキンシップ)は接近行動に該当します。

 

Smile(微笑み)

人間の表情の中で、やっぱり一番素敵なのは笑顔で、笑顔はその人の魅力を何倍にもします。

 

Sight (視線)

人の目を見て話しなさい!とよく言われますが、視線を合わせることによって、話に関心があることや好意があることが伝わります。
男性が女性にじっと見つめられると、「この子もしかして、俺に気があるのかな」と勘違いしていまうのもうなずけます。

 

Skin-ship(スキンシップ)

カーテン越しに愛ての顔を見ないで握手した場合、ほとんどの人が、「温かみを感じた」とか「会ってみたい」と肯定的な回答をしています。
これからもスキンシップはイメージアップに非常に効果的です。
男性がいきなり女性を触ってスキンシップとなると、逆に警戒されたり、下手をするとセクハラだということになりかねないかもしれません。
しかし女性から腕を絡めてきたり、手を握ってきた場合、これを嫌がるといった男性はまずいないでしょう。

まとめ

人間には、赤ちゃんのときから備わっているクセみたいなものがあります。
赤ちゃんは、親に対して微笑んだり、じっとみつめたりします。
そして親も赤ちゃんから微笑まりたり、みつめられたり、手をにぎりかえして凝られたりすると赤ちゃんをより愛おしく思うものです。
こうした関係は、そのまま恋人同士にも当てはめることができます。

 

デートなどで自分のことを好きになってもらうための3つのS、つまりSight (視線)・Smile(微笑み)・Skin-ship (スキンシップ)も、赤ちゃんが微笑んだり、じっとみつめたりといった行動が参考にできるのです。

 

デートのとき、相手の目をじっとみつめて話、可愛らしく微笑んで、相手の手を握るなどのスキンシップをしていくと、相手が自分のことを好きになってくれる確率がぐんとアップするのです。