自分が苦手なことをしなければいけないとき、多くの人はなぜこんなことをしなければいけないのだろうと思います。
こと仕事ということになれば、そこから逃げるわけにもいきません。
そこで『ポジティブシンキング』が大切になってきます。
やる気をもって前向きにならないと、うまくいくものも、うまくいかなくなってしまいます。
しかし、「『ポジティブシンキング』になれ!」といっても、ネガティブシンキングの人が、そう簡単に『ポジティブシンキング』になれるわけもありません。
そこで、いかに『ポジティブシンキング』になれるかが重要になってくるんだけど、『ポジティブシンキング』になれる助けになるものが、『リフレーミング』なのです。
『リフレーミング』って何?
フレミングの法則とは関係ないよね?
もしかして、フラミンゴの親戚?
全然違いますよw
『リフレーミング』の、『フレーム』は、物事を見ている枠という意味です。
そして、『リ・フレーム』となると、その物事を見ている枠の位置や方向を変えるという意味になります。
つまり、『リフレーミング』とは、ある出来事や物事を、今の見方とは違った見方をすることで、それらの意味を変化させて、気分や感情を変えることになります。
例えば、仕事で失敗したときに「自分はダメだ」と見るか、「次のために良い経験をした」と見るかで、感じ方が変わります。
また、仕事の「目的」や「意味」を変えることで、困難だと思われていたことが、楽に乗り越えられたりもするのです。
水を飲んだあとのコップの中の水に対して、「まだこんなに残っているのか」と思うか、「もうこんなしか残っていないのか」と思うかによって、気分や感情も変わってくるものです。
リフレーミングをすると、世界が変わってくるのです。
失敗を、学びの機会に変えることができます。
逆境を、才能の発掘や成長の機会に変えることができます。
挫折を、仕事や人生の価値を共有できる「人との出会い」に変えることができます。
『リフレ―ミング』とDreams Come True がどう関係あるのかと思う人も多いと思いますが、『リフレーミング』の説明を使用としたときに、私の頭に浮かんできたのが、『Dreams Come True』の『何度でも』という曲です。
歌詞の中に、
♪10000回ダメでヘトヘトになっても、10001回目は何か変わるかもしれない
という部分があります。
もう回数から言うと、『101回目のプロポーズ』どころじゃありません。
なんというポジティブ・・・
普通はめげてしまいそうになります。
でも、この結果はわからなくても、変わらないかもしてないけど、何か変わるかもしれないと挑戦し続けるマインドこそが大切ということなのです。
例えば、会社で企画を出した時、何回も何回もダメ出しをくらったとします。
そのうち、頭の中では
「企画を練る」⇒「ダメ出しされる」⇒「落ち込む」
のスパイラルができあがり、「自分はダメなんだ」と思ったりしてしまいます。
これは、素晴らしい企画を通るという結果を考えすぎてしまうからだと言われています。
何のために企画を出すのか。
もちろん、良い企画を出して、上司から認められたいという気持ちも大切ですが、自分がいろいろな企画に挑戦し、そこで自分を鍛え、少しでも前進するためと捉えると世界が変わってきます。
2~3回ダメだしくらったぐらいで、「自分はダメなんだ」なんて落ち込むことはなくなります。
それよりも、もっと成長してやるぞ、まだまだ挑戦だというマインドで、なおさらやる気になるかもしれません。
そうはいっても、なかなか難しいのが人間なんですよね。
『人間だもの』