絆創膏を貼るだけで体の不調が改善するって本当?

絆創膏を貼るだけで体の不調が改善するって本当?

絆創膏を貼る整体って聞くけど、本当に効果があるのでしょうか。 どうして絆創膏を貼るだけで効果があるのでしょうか。

一般常識からするとかなり変わった施術法

「絆創膏を貼るだけ整体」という一風変わった施術法に感じられます。
普通、「整体」と聞くと、多くの人は体をバキバキと鳴らす矯正や、手技によって筋肉へアプローチをするようなものをイメージすると思います。
ところが、『絆創膏を貼るだけの整体』は、その名の通り、まさに本当に身体の特定の部位に絆創膏を貼るだけという極めてシンプルな手法なのです。


もちろん、だからといって市販されている絆創膏を体じゅうにベタベタ貼りまくればいいというものではありません。
貼る場所やかウドが重要になってきます。


『絆創膏を貼るだけ整体』のメリットとしては、まずは手軽に行えること。
特別な準備をする必要もなく、手元に絆創膏さえあればいつでもどこでも実践可能な手軽さは魅力です。
絆創膏があればいいので、整体院やマッサージに通うコストを考えたら、コスパ面でもオススメです。
そして何よりも、絆創膏を貼ってから数分で変化を感じられる場合が多いという即効性によって、モチベーションも上がりやすいのです。


経済的:絆創膏は安価で、整体院やマッサージに通うコストを大幅に削減できる。
学びの深さ:体の仕組みや痛みの原因について、解剖学や運動生理学の視点から解説されており、知識を得ながら実践できる。


とはいえ、初めてだと絆創膏を貼る正確な位置を特定するのがやや難しいのに加え、背中や腰の奥深い部位になると一人ではなかなか貼るのが難しく、鏡を使ったり、家族の助けを必要としたりといった具合になってきます。


また効果は数時間~1日程度と言われていて、継続的な貼り直しも必要ですし、絆創膏を長時間貼るとかぶれるという人は、短時間の使用にするなど工夫が必要になってきます。

インチキではない絆創膏を貼るだけ整体

絆創膏を貼るだけで、体の不調が良くなると聞くと、本当に効果があるのか、眉唾ものではないのかと思ってしまう人もいると思います。
理学療法士である山内義弘氏は、山梨県のAKA-博田法専門病院で修行を積んだ後、独自の「山内流メソッド」としてまとめており、これは理学療法士として20年以上の治療経験と10万症例以上のデータをもとに開発した内容になっています。


『山内流メソッド』では、体のコリや痛みの原因を、関節を覆う関節包に存在する「位置センサー」「加速度センサー」「牽引センサー」である「感覚センサー」の機能低下にあるとしています。


この機能が正常に働かないと、脳が関節の位置や動きを正確に把握できず、筋肉や神経に誤った指令を送り、痛みやコリを引き起こすという考え方になります。


そして、この『感覚センサー』を活性化させるために、絆創膏を特定の部位に貼ることで皮膚を軽く引っ張り、関節や筋肉に刺激を与えるのが「絆創膏を貼るだけ整体」の核心部分ともいえるところです。


なぜ絆創膏が効くのか?

人間の体が不調に陥る原因として、山内氏は不動、怪我、負荷、使いすぎを上げています。


不動とは、座りっぱなしなど長時間同じ姿勢を取り続けることで、感覚センサーの活動が妨げられて体に不調が出てくるというものです。
怪我は、過去の怪我や痛みによって動きの制限がでて、それがセンサーの活動を妨げるというものです。
負荷は、過度な負荷が関節包にダメージを与えてしまうことにより、感覚センサー情報が乱れて体の不調を引き起こしてしまいます。
使いすぎは、同じ動作を繰り返していることで、センサーの伝達が阻害されて、体に不調がでてくるというものです。


しかし、絆創膏を貼ることで、軽い引っ張りが皮膚を通じて関節や筋肉に刺激を与え、感覚センサーを再活性化することで、体の動きをスムーズにし、痛みが軽減されます。

絆創膏を貼るだけ整体(山内流メソッド)は以下のような人にオススメ

「絆創膏を貼るだけ整体」は、慢性的な肩こりや腰痛に悩んでいる人で、いろいろやってみたけどイマイチだったという人には特にオススメです。


また、整体院や病院に通う時間やコストを抑えたいという人にとっても良いと思います。
さらに自分の体は自分でメンテナンスしたいという人や、体のしくみなどの興味を持っている人にとっても良いと思います。


自分の体の「癖」に気づけたことが大きな収穫でした。絆創膏一枚というシンプルなツールが、こんなにも体のバランスに影響を与えるとは想像もしていませんでした。半信半疑で始めた私でも効果を実感できたので、興味を持った方はぜひ試してみてください。ただし、皮膚の弱い方はかぶれに注意し、継続的な効果を求めるなら定期的な実践が必要です。本書は、現代人の健康課題に寄り添いながら、科学的根拠と実践性を兼ね備えた一冊です。山内氏の「自身の健康は自身で守る」というメッセージが、読者の生活に小さな奇跡をもたらすかもしれません。



『体の不調をすべて解決する 絆創膏を貼るだけ整体』



『体の不調をすべて解決する 絆創膏を貼るだけ整体』(著:山内義弘、KADOKAWA、2024年12月25日発売)は、自分の体の「癖」に気づける本で、絆創膏一枚というシンプルなツールが体のバランスに影響を与えることを実感できる一つのアプローチを提供してくれる本です。
「自身の健康は自身で守る」ということの大切さも認識できる本になっています。