

七夕っていうと「織姫と彦星が年に一度会えるロマンティックな日」というのは有名な話です。
しかし、なぜ一年に一度しか会えないの?
今ならLINEとか使えばいいのになんて思っちゃったりしますが、この七夕物語は、実はその話のネタはお隣の中国さんからのネタなのでございます。
七夕物語の元ネタは、中国の伝説「牛郎織女(ぎゅうろうしょくじょ)」と言われるものです。
働き者の織姫ちゃん、そして羊飼いのペーター・・・? って・・・いやいや、あれはアルプスの少女ハイジ・・・
ボケはこのくらいにして話を元に戻すと、働き者の織姫ちゃんと牛飼いの彦星くん、結婚したのは良かったのですが、イチャイチャしすぎて仕事しなくなっちゃったのがたのが織姫パパである天帝さまにバレて怒られ、「1年に1回しか会っちゃダメ!」と罰を与えられてしまったということです。
ちなみに七夕物語に登場してくる織姫ちゃんを演じているのが、夏の夜空に輝く全天で5番目に明るいとされる0等星のこと座のベガというお星さま。
そして牛飼いの彦星くんを演じているのが、全天で21の1等星の1つになっているこれまた明るい、わじ座のアルタイルというお星さま。
そして、七夕の夜、ちょうど渡ってきて天の川を渡る橋の役目を担ってくれる鳥さんの役を演じているのが、はくちょう座のデネブというこちらも明るく1等星のお星さま。
この3人は超明るい星だけあって主演で、3人合わせて「夏の大三角形」というユニットも組んでいて、七夕ではない日でも夏の夜空を演出してくれています。
七夕の日に雨が降ると、織姫と彦星が天の川を渡ることができず、会えないという伝説があります。
そのため、七夕の雨は「催涙雨(さいるいう)」とか「灑涙雨(さいるいう)」なんて呼ばれることもあるそうです。
ロマンチックな再開が、雨でお流れとか、織姫パパも、なにも七夕を雨が多い梅雨時にしなくても・・・なんて思ってしまいます。
時代が進み、現代の織姫・彦星は、お天気アプリをみて、天気予報の雨にブチ切れしてるかもしれません。
「おい、良純、なんとかしろ!」とか言ってw
っていうか、鳥さんが橋になるくらいだったら、天の川に橋ぐらいかけなよ!と・・・
ロマンチックな七夕、日本だけの行事だと思っている人もいるかもしれませんが、もともと七夕物語の元ネタが中国ということからも、中国や韓国など東アジア共通の風習になっています。
でも、ちょっとずつ違うらしく、中国だと「七夕節」といって、バレンタイン的な存在としての扱いになっていて、若いカップルがプレゼントを交換したり、ロマンチックディナーしたりする風習になっていて、まさにリア充イベントだよね^^という感じらしいです。
それに対して日本は…短冊書いて笹に吊るして・・・星を眺めながら思いをはせる。
ひとりで願いごとを書くスタイルって、なんだか奥ゆかしくて日本らしいなという感じがします。

願い事を書く場所は短冊ですが、短冊にはいろいろな色があると思います。
実は、短冊の色には意味があるって知ってた?
笹に吊るされている短冊、いろいろカラフルな短冊がありますが、あれは単にカラフルにして豪華に見せるとか、きれいに見せるということでカラフルになっているのではなく、短冊の色にはちゃんと意味があるのだそうです。
赤は、礼や思いやり
青・緑は、仁つまり人間関係や健康
黄は、信頼や友情
白は、義つまり正義感
黒・紫は、智、知識、学問
になります。
5つになっているのは、七夕が中国から来ているもので、中国の五行説に基づいたものになっているからです。
つまり、「痩せますように!」って紫色の短冊にお願いごとを書くよりも、青・緑の短冊に書いた方が良かったり、「推しに会えますように!」って黄色の短冊にお願いごとを書くよりも、人間関係にあたるから青・緑の短冊にするとかにしたほうが良いのかもしれませんね。
そもそも竹と笹っと同じじゃないの? ってそれは違います。
竹と笹は同じイネ科タケ亜科・・・なんですが、ちゃんと区別されているのです。
大きければ竹というのではなく、大きさの他に、主に稈鞘(筍の皮)の有無、葉脈の走り方、枝の出方などで区別されます。
笹や竹は生命力が強くて、天に向かって真っ直ぐ伸びる=願いが天に届くっていう意味があるんだけど、笹は、「青葉城恋唄」の歌詞にもでてくる「葉ずれさやけき~」にある通り、葉っぱがシャラシャラ音立てるわけだけども、それが神様を呼ぶ音って言われてるようです。
七夕の伝統食は?って聞かれたとき、???となる人も多いと思います。
実は、そうめんが七夕の伝統食なのです。
そうめんは、中国の「索餅(さくべい)」っていうねじねじお菓子がルーツで、それが時代を経てそうめんになったと言われてます。
なぜそうめんなのかというと、どうも見た目重視で、そうめんが天の川みたいに見えるからということらしいです。
七夕の夜、天の川を見ながら、そうめんを食べてみるのもいいのかもしれませんね。